過去何度か速読に挑戦してことごとく失敗してきましたが、最近なぜかまた速読できるようになりたいなーという思いがこみ上げてきたので、二冊ほど本を購入。
これは実際の速読というよりも、なんのためにその本を読むのかを考え、必要な部分を探しだし(プレビュー読み)、そして重要と思える個所を読む(スキミング)。一冊を30分で読むために2割を読んで8割捨てるというやり方を教えてくれます。
早く読むという速読ではなくて、短時間で必要な情報を獲得するやり方、です。
小説とかではこの方法は使えませんが、実用書的な本ならばけっこう使えるやり方じゃないかとは思います。
実際数百ページくらいある本でも作者が本当言いたい部分とかは2割に満たないなんてことはよくあることで、必要な部分だけを読んでいけばそれで充分というのはわかります。
わかりますが、しかし、この方法が出来るのは図書館で借りた本とかくらいですよね。古本で100円くらいの本ならともかく、1000円2000円する本の8割を捨てるなんて出来ないです。もったいない。購入した本でこのやり方を続けていったら月10万くらいの本代が必要となるんじゃないででしょうか。
図書館で調べ物をするってときに適した方法かと思います。
続いて
こちらのほうは上記の「王様の速読術」とは違い1字1字全部読むやり方ですが…。
まず速読するには知識が必要という身もふたもないことを言ってます。知識が欲しくて速読したいのに知識がないと速読できないって言ってるんですから。でもまぁわかります。自分の得意な分野の本なら早く読めるし、初めて読むジャンルなんか遅くなるのは当たり前ですから。どんなに速読のトレーニングをしたって、初めて読む六法全書などを速読出来る訳ないですよね。
なのでこちらも「王様の速読術」と近い発想の、「本の内容を前もって知る」というのを重視してます。
あとは二行一緒に見るという「先読み」のテクニックは、ちょっと訓練すればもしかしたら使えるようになる、かもしれないですが、なかなか簡単にはいかないでしょうねぇ。
まぁなんだかんだで速読は無理と科学的に証明されたとかいう記事もありましたし
速読は実は不可能だと科学が実証 | ライフハッカー[日本版]
やっぱり純粋な速読じゃなくて、効率的に読むテクニックを身に付けるくらいしか出来ないのかもしれないですね。