徒然只野日記

つれづれなるままの日記です

「行動経済学まんが ヘンテコノミクス」を読む

行動経済学まんが ヘンテコノミクス

行動経済学まんが ヘンテコノミクス

 

 あらすじ

人は、なぜそれを買うのか。
安いから? 質がいいから?
否。そんなまっとうな理由だけで、人は行動しない。
そこには、より人間的で、深い原理が横たわっている。
この本には、その原理が描かれている。
漫画という娯楽の形を借りながら。

感想

★★★★

行動経済学をマンガで楽しく学べる本。

行動経済学とかいうと難しそうなイメージがありますが、それを日常的なことでわかりやすくマンガにしてくれているので、とても面白いですね。

例えば「感応度逓減制」とか言うと難しく聞こえますが、5,000円のものが300円引きになっていたら、ちょっと離れたくらいの場所だったらそっちまで買いにいくけれど、50,000円のものが300円引きだったらわざわざ離れた所まで買いに行ったりしない、とかね。300円という価値は同じなのに。

こういったようなのがいくつも紹介されてあって、聞いたことがあるようなものから、へぇーと思うようなものなで、いろいろあります。

 子供でも読めるくらい簡単なので、行動経済学の入り口にはよいと思います!