徒然只野日記

つれづれなるままの日記です

「フルメタル・パニック!戦うボーイ・ミーツ・ガール」を読む

 あらすじ

陣代高校の平和は、たったひとりの転校生の訪れとともに終わった。うなる弾丸、飛び散る薬莢、鞄にギッチリ銃器類。出てくる言葉は「キケンだ。ふせろっ!」。そう、やってきた転校生、相良宗介は、拳銃持った大ボケ君だった! 彼の脳に“平和”の文字はない。勘違いで校内狙撃、思い込みで路上爆破―ケタ違いの常識外れ宗介。だがしかし! 戦争ボケとは仮の姿。その実体は…世界最強の武装集団<<ミスリル>>のエリート戦士、相良軍曹だったのである! KGBの魔の手から、美少女・千鳥かなめを守るため、今日も相良軍曹は校内で銃を撃つ! ごく普通の女子高生かなめに隠された壮大な秘密をめぐり、今、ボケと涙と感動の戦いが始まった!! 巨大スケールで描くSFアクション・コメディ、堂々見参。

感想

★★★★☆

「灼眼のシャナ」に続き古いラノベ名作シリーズとして買ってみた小説。20年も前の作品だということにちょっと驚きました。

当時としてはどうだったかは分かりませんが今読むと非常に王道な展開ではあります。ロボット有り、学園ラブコメっぽいの有り、主人公は一級の戦士だけど常識知らず、ヒロインは強気で元気タイプの女子高生、と。

王道な展開ではありますが、文章・キャラクター共にしっかりしていているし、20年前の作品でも今読んでもなんの違和感もないくらいに面白かったです。読まずに過ごしてしまったのが勿体なかったと思ったくらいですね。

12巻も続く長編で、名作と呼ばれているようですので、これから読んでいくのが楽しみな作品に出会えて感謝です!