徒然只野日記

つれづれなるままの日記です

「オペラ座の怪人」を読む

オペラ座の怪人 (光文社古典新訳文庫)

オペラ座の怪人 (光文社古典新訳文庫)

 
 あらすじ

怪人の噂が囁かれるパリ・オペラ座で死体が見つかり、美しき歌姫は演目中に姿を消す。怪人が歌姫に抱く狂おしいほどの愛はさらなる惨劇を招き、オペラ座は死の迷宮と化す――ノンフィクション風の小説手法に、ミステリー、怪奇、ユーモア、ロマンスを織り込み、容貌も能力も人間離れした異形の怪人エリックの人間的な悲劇を描く傑作小説を待望の新訳で!

感想

★★★☆
ミュージカルや映画で有名な「オペラ座の怪人」の原作ですが、私は映画もミュージカルも見たことありません。

「文学少女」シリーズという、毎回何かしらの文学作品が題材となって話が進むというシリーズ物のラノベがあって、そのとある巻にこの「オペラ座の怪人」が題材となったものがあり、いつか「オペラ座の怪人」を読んでみたいなぁと思っていて今回、kindle unlimitedで読めたのでやっと手に取ってみたのです。

 

 

この光文社古典新訳文庫の訳は、ほかのものに比べると読みやすくなっているらしいですが、とはいえ、外国の古典物なので、情景が頭に思い浮かべられない部分が多々あって、読むのに結構苦労してしまいました。

これを読んでから映画を見ようと思っていましたが、逆の方がよかったとちょっと後悔。映画見てから本を読んだほうが、多分情景が思い浮かべられやすくなってもっと楽しく読めたかもしれません。

 

ま、ちょっとよくわからなくてイメージが湧かないところとかはありましたけれど、思いのほかユーモラスな部分が結構あったのは意外でしたね。
次は映画で観てみようと思います。