あらすじ
「文句があるならかかってこい! 八一!!」
清滝一門の祝賀会。師匠である清滝鋼介九段から叩きつけられたその
言葉に、八一は衝撃を受ける。
順位戦――名人へと続く階段で、昇級のチャンスを迎えた八一と、降
級の危機にある清滝。師匠の苦しみを理解しつつも八一は己の研究を信
じて破竹の進撃を続ける。
一方、棋力のみならず将棋への熱をも失いかけていた清滝は――
「衰えを自覚した棋士が取れる手段は二つ……」
残酷な運命に抗うのか、従うのか、それとも……?
笑いあり涙ありの浪速ド根性将棋ラノベ、号泣必至の第7巻!
感想
★★★★★
相変わらず「熱い」。今巻はおっさんが「熱い」。
ラノベの、しかも将棋がテーマの作品でまさか感動して泣くことになるとは思わなかったこのシリーズであるが、「ロリコン」とか「幼女」という言葉に忌避感を抱いていない人には是非お勧めしたい小説