徒然只野日記

つれづれなるままの日記です

ブログを再開

ブログを再開してみようかと思います。

 

 

なかなか長続きしない性格で、やめては再開、やめては再開を繰り返していますが、頑張ろうとすると続かないので、初心に返って、適当に、ただの日記を書いていきたいな、と思います。

 

 

さて、今度は続けばいいな。。。。

 

#「ブログ再開」のタイトルでAIが画像作成

ブログ再開

 

【アニメ】【推しの子】の「転生」について

アニメ【推しの子】を見ました。

©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

 

【推しの子】の素晴らしさは、他のレビューでもよく見かけるので、ここではひとつなぜ「転生」という設定にしたのか、について書いていきたいと思います。

 

↓↓↓↓↓↓↓以下は完全ネタバレです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【推しの子】の子供に転生する、というはっきり言ってギャグにしか思えないトンデモ設定をしておきながら、その設定が全く破綻することなく、より物語に深みを与えてるのだから凄いです。

 

しかし、なぜ「転生」という設定にしたのか?

 

単に面白いから、斬新だから、というだけの理由ではないでしょう。

 

思うに、転生するという設定がなくても、似たようなストーリー構成には出来ると思うのですよね。


事件があったのを小学生くらいにして、母親の復讐のために芸能界にいるアクア。母の後を継いでアイドルを目指すルビー。
今後どうなるかはわかりませんが、今のところの物語の大筋では転生していなくても、同じような展開にはできますよね。

 

しかしここに転生するというトンデモ設定を入れることで、衝撃的な第一話が出来て、またそれがコメディ要素にもなっていて、さらには二人の過去の人生も加わることで、物語に深みを増す相乗効果にもなってます。

 

そして「転生」させたことによる一番の効果は、アクアの行動だと思うのですよ。

 

復讐を誓うアクアの言動は常にクールで大人びた計算をした行動をしてることが多いです。

これを普通の高校1年生が行ってると考えると、天才的な高校生に見えてしまって、リアリティは逆に薄れてしまうような気がします。

 

しかし実際のアクアたんは、高校生の皮を被ったオッサンであり、色々な経験をして知識もある大人であるから、一般的な高校生とは思えない言動をしていても、そんなに違和感を覚えないのです。

 

あかねを助けた時のセリフ。
「人は簡単に死ぬ」
これはやはり、医者であり多くの死を見てきたであろうゴロー先生だから言える言葉で、これを普通の高校1年生が言ってたら薄っぺらくなってしまうんですよね。

 

このように、推しの子の子に転生するという斬新なアイデアが、この物語を素晴らしく面白くしていることは間違いなく、これを思いつく赤坂アカ先生は偉大ですね!

【映画】「ナイル殺人事件」の腑に落ちないところ

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あらすじ

全世界で20億冊以上を売上げる「世界一売れている作家」アガサ・クリスティ原作。 “世界一の名探偵”ポアロが挑む、エジプトの神秘ナイル川をめぐる極上の《ミステリー・クルーズ》。
大富豪の美しき娘の新婚旅行中に、クルーズ船内で起きた連続殺人事件。容疑者は、結婚を祝うために集まった乗客全員…。
豪華客船という密室で、誰が何のために殺したのか?そして、ポアロの人生を大きく変えた≪衝撃の真相≫とは? 愛と嫉妬と欲望が複雑に絡み合う、禁断のトライアングル・ミステリーの幕が開く。

 

感想

豪華客船の乗客全員が怪しくて、誰が犯人かに焦点があたってるフーダニットタイプの古典的ミステリーという感じですね。

 

異国情緒にあふれて、愛憎交える物語はけっこう好きでした。

ただ犯行にはちょっと納得できない点があり、それをつらつら書きたいと思います。

 

 

以下は完全ネタバレです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポアロさんは非常に緻密に計画された犯罪だ、みたいなことを言いましたが、とてもそのようには思えないのですよね。リスクが高すぎる犯行です。

ジャクリーンが空砲を撃って、自分の足を怪我したと思わせといて、近くにいたブークが医者を呼んでくる間に、上階の部屋にいる妻を殺し、戻ってきて自分で足を本当に撃ってアリバイ作る。

見事なアリバイ作成ですが、極めてリスク高いですよね。

 

まず妻を殺してから戻って自分で足を打つ前に医者が到着しちゃってたらどうするのか、もう一発で嘘がばれます。

 

医者がどう急いでも10分以上かかるほど遠いところにいる、とかなら納得できますが、そこまで巨大な船ではありません。見た感じせいぜい2~3分がいいところ。その間に妻を殺し、自分の足を打ち抜いて、ピストルの証拠隠滅も行う……相当リスキーである。

 

そして実際に乗客のひとりに移動しているのを見られちゃってるので、とても緻密な計画とは思えません。

 

もしこれが、この時しか殺害チャンスがない、とかならばリスクを犯すのも納得できます。しかし殺害対象は妻なのです。アリバイ工作は大変でもチャンスはいつでもあるでしょう。非常にリスクの高いアリバイ工作方法に加えて名探偵ポアロが乗船しているという悪環境。僕が犯人ならば100%計画は中止させます。だって機会はいつだって作れますもん。

 

とまぁ、その辺がしっくりこなかったのですよ。

 

怨恨ではなく計画犯罪ならば、リスクは極力少なくするはずです。今回はあまりにリスクが高い犯行で、なぜ高いリスクを犯してまで「いま」やらなければならなかったのか。その理由がないのはミステリーとしてはマイナスでした。

「コマンドー」を観る

 

あらすじ

かつて特殊部隊のリーダーだった男の娘が誘拐された。敵の目的は、彼の殺人能力で某国の首相を暗殺すること。だが男は飛行機から密かに脱出!その事実が敵に発覚する前に、巨大な悪の軍団のアジトを探し出し、たった一人潜入した!

感想

つえぇーー、シュワちゃん、つえぇぇーーってなる。
突っ込み所満載な展開が、逆にいい感じで面白さを倍増させている。
巻き込まれただけなのに最後まで付き合う黒人ヒロインさんも根性あるわ。

 

おいらは普段は字幕派なのだけれど、吹き替えが面白いと聞いていたので吹き替えでみたけれど、Disney+の吹き替えは噂で聞いていた玄田哲章さんではなく、屋良有作さんだと見終わった後知った。やはり人気になってる玄田哲章さん版を見てみたかったな。

「アバター」を観る

あらすじ

「アバター」が私たちに見せてくれるのは、パンドラのすばらしい世界。そこでは1人の男が冒険と愛の壮大な旅に乗り出し、彼が故郷と呼ぶ唯一無二の場所を救うために戦うことを決意する。「タイタニック」でアカデミー賞を受賞したジェームズ・キャメロン監督は没入感を味わえる映画体験を提供。時代を超越した感動的な物語の中で革新的な技術と魅力的なキャラクターたちが融合する。

感想

今回初めて見たのですが、やっぱりこれは映画館で3Dで観たい映画ですね。

 

没入感を上げるために、帝国主義の植民地政策を思い出すようなとても分かりやすい嫌な感じの悪役を出して、観ているみんながジェイク達パンドラ側を応援したくなるようになってますね。

 

敵役をカッコよくしてしまったり、悪事に「理由」があったりすると視点がブレちゃいますから。
だからあんな分かりやすいみんなが嫌うようなイヤな軍人を敵役にしたのでしょう。

 

当時映画館で観ていたら最高だったろうな。