ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン (1) ―スクワッド・ジャム― (電撃文庫)
- 作者: 時雨沢恵一,川原礫,黒星紅白
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/12/10
- メディア: 文庫
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あらすじ
身長183cmの女子大生・小比類巻香蓮。長身コンプレックスが災いし“現実世界”では人付き合いが苦手な彼女を変えたのはVRMMO“GGO”だった―。身長150cmにも満たない理想の“チビ”アバターを手にした香蓮は、全身ピンクの戦闘服を身に纏い、プレイヤー“レン”となってGGO世界を駆け回る!そんなレンの前に現れた美人プレイヤー“ピトフーイ”。GGO内ではレアな女性同士、意気投合するのだが―ある日レンは、最強ガンナー決定戦“BoB”のチームバトルロイヤル版“スクワッド・ジャム”への参戦をピトフーイから打診され…。
感想
★★★☆
「ソードアート・オンライン」の「ファントム・バレット編」のスピンオフ作品ですね。私はSAOは三巻くらいまで読んで止まっちゃいました。どうもキリトが好きになれなくてね(笑)。なので「ファントム・バレット編」も未読なのですが、話に聞けば舞台が同じというだけで、SAOの登場人物らは全然関係していないので読んでいなくても大丈夫とのことです。
舞台が銃で殺し合うVRゲームなので、銃の説明が多いですね。ロシア産のアサルトライフル「AK47」7.62x39mm弾!とかとか。銃好きにはたまらないかもしれませんが、私はその辺は知識も興味もあまりないのでさらっと流し読み(笑)
そして荒野の砂漠とかで銃で殺し合うという殺伐とした舞台なのですが、小説の文体が「ですます調」で何か丁寧なゆったりとした感じ!このミスマッチな雰囲気に最初は違和感があったのですがだんだん、これはこれで良いかも、と思えるようにはなってきました。主人公の香蓮の雰囲気にはこちらのほうが合ってる感もするし。
話は始まったばかりで今後どうなっていくのかわかりませんが、ちょっとアブナイ感じのする登場人物も出てきていて、次巻がどうなっていくのか楽しみにしてます!