あらすじ
チームメイトたちと離れ、関東大会へひとり乗り込んだ旭は、そこで出会ったぜん息の少女・摂と、遂に個人戦で対決することに!
「とぎ澄まして、とぎ澄まして、一瞬を捉える」。
彼女の生きる世界は、これまで出会ったどんな選手とも、次元の違う「薙刀との関わり方」で成り立っていた。
その片鱗に触れる時、旭は何を想い、何を掴むのか。
感想
★★★★★
ちょっとウルウルっときてしまったぜ
どうも最近年取ってきて、青春モノで努力して報われたり報われなかったりする場面を見ると涙してしまいます(笑)
この「あさひなぐ」の良いところは、主人公が天才的な才能を持っていないところかなと思ってます。
主人公の東島旭。
運動音痴だった主人公が努力と友情と才能で全国制覇するみたいなパターンはスポーツマンガの王道ですが、「あさひなぐ」の旭は、努力して才能の片鱗はみせているものの、でも天才的な強さなどなくて、むしろ弱い面のほうが多いくらい。
だからこそ、努力して頑張ってる姿に涙が誘われるです。
今巻は長編の「あさひなぐ」の中でも出色の出来。乃木坂46の映画の評判はいまいちなようですが(笑)、マンガのほうは是非読んでもらいたいものです!