徒然只野日記

つれづれなるままの日記です

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12 」を読む

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12 (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12 (ガガガ文庫)

 
あらすじ

バレンタインデーのイベント、水族館での雪の日を経て、自分たちが踏み出すべき一歩を定める八幡たち。
そんな奉仕部に、ある大きな依頼が持ち込まれる。

たとえ、その選択を悔いるとしても。
時間の流れがいつか自分たちを大人にするのかもしれない、出会いと別れを繰り返して人は成長するのかもしれない。でも、いつだって目の前には「今」しかなくて――。
雪乃、結衣、八幡。それぞれの想いを胸に抱えながら、各々が選択する「答え」とは。
新たなる青春群像小説、物語は最終章へ。シリーズ12巻。

感想

 ★★★☆

約二年ぶりの刊行。なんだかどんどん文学的様相を帯びてきた俺ガイル。

なんだか重たくて難しくなってきちゃいましたねー。中盤でのいつもの八幡節が発揮される、川なんとかさんや材木座とのやりとりは、昔の俺ガイルが戻ってきてくれた気がしてホッとします。

さて、後悔すると分かっていても動き出した12巻。八幡たちは『本物』を手に入れられるのでしょうか。